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医院開業 税理士に依頼する正しいタイミングは?
医院の開業支援をしてたまにこういった質問を受けます。

「税理士さんにはどのタイミングで関与をお願いすべきですか?」

正解は「開業するぞ!」と腹を決められたタイミングです。

多くのDrは、融資を考えるタイミングで税理士を探しても遅くないと考えがちです。

しかし、実際はそれでは遅い・・・というか損をしてしまう可能性が高い。

というのも、初期段階で税理士(クリニック専門の税理士に限りますが)とタッグを組むことには次のようなメリットがあるからです。


1.開業までのスケジュールやポイントが明確になる

開業予定日から逆算することで、「いつまでに」「何を」「どうやって」しなければいけないのかが明確になります。

開業までのスケジュールが明確になることにより、漠然とした不安が消え、落ち着いて粛々と準備を進めることができます。

また、「ホームページは開業前に作っておいた方が良い」「こんなものも領収書を取っておけば開業費として経費にできる」といったポイントを事前に知っておけば、後で後悔することもありません。


2.早期に事業計画を作成することで開業後のイメージを持って準備を進められる

「30坪くらいのテナントで開業する場合、どれくらいの資金が必要なんだろう

「開業後、最低でも1日何人の患者さんを診ればやっていけるだろうか」

「3年後には勤務医を入れたい。5年後には医療法人成りしたい。そうすると医院の収支と自分の取り分はどれくらいになるだろうか」

漠然としたイメージを数値化することで現実味が増し、いまとるべき行動が自ずと明確になります。


3.家賃や保証金、設備や内装費の相場を知り、価格交渉ができる

この業界、設備にしろ内装にしろ、価格があってないようなものです。

設備の価格が交渉したら定価の半値まで落ちた、というのもよくある話。

すでに家賃や設備の契約を済ませてしまってから、「これ高すぎますよ」と税理士に指摘されたとしても後の祭り・・・後悔するしかありません。


4.その税理士独自のブレーンを活用し、スムーズかつリーズナブルに開業できる

クリニックの開業には、実に様々な業者に協力してもらう必要があります。

しかし、業者の中には残念ながら「医療機関に詳しくない」「不当に高い価格を提示する」方々がいるのも事実です。

重要なのは「信用できる人から紹介された人は信用できる」という法則です。

業者選びで失敗しないためには、信頼できるブレーンのネットワークを持っている税理士を上手く使うのが得策です。

開業支援は税理士だけでなく、コンサル会社、薬品卸や材料屋さん、不動産会社など、医療機関を顧客に持つほとんどの業者が行っています。

ほとんどは無料で行ってくれますが、中には有料のところもあります。

ただでさえ資金的に厳しい開業時ですから、費用をかけずうまく利用したいものです。

ななほし会計事務所でも無料で開業支援を行っています。

開業をお考えの先生は、ぜひ早めにご相談ください。

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