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サイボーグ009
明けましておめでとうございます。

2014年も「ななほしブログ」をよろしくお願いいたします。


さて、昨年はいろいろなクリニックの院長とお話する機会がありましたが
その中でも特に印象に残ったお話をご紹介しつつ、成功する医院の共通点について考えたいと思います。


突然ですが、皆さんは「サイボーグ009」という漫画をご存じでしょうか?



仮面ライダーで有名な石ノ森章太郎さんの作品です。

ストーリーはサイボーグに改造された9人が、悪の組織である「ブラックゴースト」の野望を阻止するため戦うというもの。

登場する9人のサイボーグは、それぞれが異なる「特殊能力」を持っています。

001・・・超能力
002・・・加速装置・飛行能力
003・・・超感覚
004・・・全身武器
005・・・超怪力
006・・・口から火炎放射
007・・・変身能力
008・・・深海でも活動できる潜水
009・・・加速装置を中心に他メンバーのいいとこどりのバランス型


それぞれ、かなり個性的な特殊能力を持っているようですね。

皆さんは、仕事をするうえで、「これだけは誰にも負けない」という特殊能力をお持ちでしょうか?

ほんの一握りの方を除いて、はっきりと「これが私の特殊能力です」と答えられる方はいないのではないでしょうか。

これは世の経営者やクリニックの院長であっても同じことだと思います。

しかし、私がお会いしたある院長はこんな話をしてくれました。

「僕はこれといって人より優れているものがない。

そりゃなんだって器用にはやってのけるけど、特殊能力と言えるほどのものはない…」

さらに院長はこう続けました。

「でも、子供の頃、サイボーグ009を見たときに”これだ!”と思ったんです。

001から008まではとてつもない特殊能力を持っているけど、009だけは何もない。

怪力なわけでも、口から火を噴けるわけでもない。

でも、加速装置といって奥歯に隠れてるスイッチを入れると、マッハ5のスピードで動くことができる。

つまり…行動が早いということだけで、十分に特殊能力になるんだって気づいたんですよ。

それから僕は、何をするにもいかに人より早く行動するかだけを考えてきた。

新しい取組も、やるかやらないか考える暇があればとにかくやってみた。他の医院がやる前に一番にやってみた。

たくさん失敗もしたし、たくさんお金をドブに捨ててきたけど、でも…医院をここまで大きくできたのは、とにかく加速装置を使ってきたからだと思うんです。」

私はこの話を聞いて、心底感動しました。

常日頃から、この院長の行動の速さには驚かされていましたが、その根底には加速装置という経営理念があったのだと知って、そのブレない信念に感服させられたのです。

最後に院長はこんなことも言ってくれました。

「いくら行動の速さには自信があっても、具体的なアドバイスや提案がなければ行動したくてもできないんですよ。

実際、ここ数年はこのままではいけないとは分かっていながら、でもどうしたらいいのかわからず、もどかしい状態が続いていました。

でも、思い切って会計事務所を変え、コンサルをお願いしたことで、どうしていくのがいいのかが明確に見えてきました。

本当にありがとう。」

ちなみに、この医院では半年という短い期間に、診療時間の変更、給与体系の見直し、採用システムの強化、など様々な改革を実行し

停滞ムードだった医院の雰囲気を180度変え、攻めの成長路線へと舵を切ることができました。

この改革がこの短期間で成功したのは、いうまでもなく「加速装置」のおかげです。



1年というのは、気づけばあっという間に過ぎてしまうものですね。

ななほし会計事務所も、今年一年、加速装置を使ってどんどんと新しい取組にチャレンジしていきたいと思います。



<成功する院長の共通点>

✔とにかく行動が早い(加速装置)
✔どんな業者に対しても謙虚で感謝の気持ちを忘れない(応援される力)
✔他業種であろうがなんであろうが、良いものは真似をする(パクる力)
✔全てを自分でやろうとせず、苦手なことはプロに任せる(任せる力)
✔失敗を恐れない(医療は全勝でないといけないが、経営は1勝9敗でいい)
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